意識的な休息 シャバーサナ

” Yoga  Nidra “
〜Swami Satyananda Saraswati〜
 
冒頭より
Yoga  nidra, 
which is derrived from the tantras, 
is a powerful tecnique in 
which you learn to relax consciously. 
In yoga nidra, sleep is not regarded as relaxation. People feel that they are relaxing 
when they collapse in an easy chair 
with a cup of coffee, a drink or a cigarette, 
and read a newspaper or switch on the television. 
But this will never suffice as a scientific definition of relaxation. These are only sensory diversions. 
True relaxation is actually an experience far beyond all this. For absolute relaxation you must remain aware. This is yoga nidra, the state of dynamic sleep. 
…..
 
 
ヨガニードラとは
タントラから導きだされたもので
あなたが意識的にリラックスを求める際に
とても有効な技法であるといえます。
 
 
ヨガニードラにおいて
たんなる睡眠をリラクゼーションとしてみなしていません。
 
また 一般的な見解として
例えば椅子にもたれかかるように寄りかかって
珈琲を飲んだり 煙草を一服したり
新聞に目を通しながら
あるいは テレビのリモコンをぱちっと押して余暇することを
リラックスしている状態と みなします。
 
 
しかしこれらは
科学的根拠に基づいた
リラクゼーションを満たすものではありません。
 
 
知覚として感じられる
 
 
実際のところ

単なる気晴らしに過ぎません。
 
 
真にリラックスしている状態というのは
これらを遥かに超えた
あるひとつの経験である といえるでしょう。
 
 
 
純粋で完全なリラクゼーションでは
あなたは認識できる状態のままでいることが
不可欠なのです。
 
 
 
この状態がヨガニードラ といえます。
 
 
 
これは nidra 眠り…yoga
睡眠の最高水準に位置するものです。
 
Swami Satyananda Saraswati

 

 

 

こんにちは。
mahinaです。
 
 
ヨガの最後。
シャバーサナ(shava asana)屍のポーズ。
 
 
わたしはこのポーズが最も好きです。
 
みなさんはいかがですか?
 
ヨガ時間のなかで すべてはこのためにあった…
と思えるほど楽しみなポーズではありませんか?
 
 
 
このポーズ(をしているときのような感覚)。
日常にもどんどんとりいれ
リセットと生まれ変わりを体感していきましょう^^
 
 
 
楽に仰向けになり
(横向きでも構いません。
腰痛など痛みが気になる時やリラクゼーションを高めるために
ボルスターやクッションを使うこともあります)
 
全身を脱力し 
身体の重みを大地にあずけます。
 
足は肩幅程度にひらき
腕はひじのちからがぬけやすいよう
脇を心地よくひらきます。
 
優しくまぶたを閉じて
首や肩の位置、後頭部なども
最も落ち着く場所をもとめましょう。
 
目を閉じて意識的にお休みするポーズです。
 
これを5分間ほどとっていきます。
もしお時間がなかったり職場などで寝転ぶ場所がなければ
仙骨をひきあげて楽に座り呼吸を1分間でも構いません。
 
目を閉じて意識的な休息。
あたりまえのように感じるまで
毎日どこかの瞬間にご自身に贈り続けます。
 
 
 
最初は慣れないかもしれません。
 
 
いつものヨガクラスでは
とても気持ちよくシャバーサナに入れるのに
家では思考で頭がいっぱいになってなかなか集中できない。
 
→ごもっともです^^
 
 
身体もこころもまだゆるんでいない状態で
いきなりこの感覚に入ることは容易ではないかもしれません。
 
まずはゆるめること。
これはとても大切ですね。
ヨガニードラの過程でもそのための準備がほとんど。
シャバーサナに入る寸前の意識状態と身体の弛緩ぐあいがとても大切です。
 
 
 
それはそれ。
でいいいんです。
 
まずは意識的な休息という瞬間をゆるしていくと
おもしろい発見があるかもしれません。
 
 
 
 
なぜなら
日常こそが現場だから。
 
こつこつと続けていくと
心地よく入っていける瞬間が訪れるかもしれません。
 
(mahinaもそのために
ヨガニードラアプリ瞑想を開発中です。
順次アップしていきますのでお楽しみに^^)
 
それは
swamiSatyananda著の冒頭にもあるように
無意識にソファに寝転んでテレビのリモコンをつける…などの
単なる気晴らしとは ちょっと異なります。
睡眠ともまた違います。
 
意識的な休息は
脳波のリラクゼーションが最高水準に達すると述べられています。
 
 
 
 
 
 
 
長くなったので 次回に続きます☆
 
前回のブログ ”睡眠と瞑想の違い”も 
ご参照いただければと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
mahina.