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ヨガニードラを始めたきっかけ

ヨガのなかでもなぜ ヨガニードラなのか?

2014年,ヨガスタジオで初めてクラス担当を頂いたとき 代表から"尚美さんにはヨガニードラクラスをお願いします” と言われたきっかけから ヨガニードラへの探求の扉をひらくことになりました。

元々、感受性が高く 繊細な気質でしたので
ヨガニードラという 意識を内側に向ける行程へのインストラクションは とても自分に合っていました。

幼少の頃は,大人の本音の見え隠れまで 読みとってしまって すぐに それに反応しては 怯える子供でした。
“泣き虫の尚美” というあだ名がついたほど 泣いてばかりいたのです。

ただ自然には大いに恵まれて育ちました。母とよく,山あいの谷間を突き抜ける道路をドライブしながら
黄金色の夕陽や輝く湖面,そこに毎年の冬、還ってくる白鳥の群れを観に行きました。 庭の後ろには
海の砂で堆積した大昔からの森があり、自然のものを道具に見立てて いろんなごっこ遊びを生み出しました。

そのような経験が全て、ヨガニードラのイメージング誘導や 身体と心の繊細な意識向けへの言葉使いに
おおいに役立っています。

そして わたし自身,ヨガニードラ瞑想を重ねたことにより,あの頃の傷つきやすい感受性と向き合うきっかけとなりました。それにより、弱点だと感じていた繊細さやとめどもなく溢れる想像力を
最大のメリットとして使う、最良のトレーニングになりました。

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ヨガニードラとの出会いは、たまたまヨガスタジオのクラス部門として担当し、そのために学びを重ねたことが偶然のきっかけでしたが、わたしの人生をその後大きく触発させるほどの運命的な岐路だったのです。

今もなお、ヨガニードラのクラスやイベントを重ねるなかで インストラクションするわたし自身も
ヨガニードラを重ねているのです。受講してくださるみなさまと同じ行程を一緒にゆっくり辿っていきますので
脳波の移行はみなさまと共に共鳴します。

その結果、ヨガニードラのインストラクションをする側になった後も 今だ
自らの意識の変容やそれに伴う身体面の改善を体感し続けています。

伝承されたタントラ技法のひとつとするヨガニードラは、mahina makanaをうちたてる真髄となりました。

今は 現代ヨガニードラを体系化させたスワミ・サッティヤナンダ氏の著書を探求すると同時に
ヒマラヤから伝承された伝統ヨガニードラとのセッションの奥義を学び深めています。

ヨガニードラは こころの皮むき作業です。
意識を内側にベクトルを向けていく行程を意識的に作ることにより 至極のシャバーサナと癒しをご自分にギフトできる
素晴らしい技法だと 実感しています。

講師プロフィール

代表イメージ

マヒナマカナ代表丹原 尚美

石川県能登生まれ。
幼少期から本の世界に浸り恵み溢れる自然のなかで過ごす。

愛知淑徳大学では ダンスと舞台を学びながら所属学部の図書館司書・学芸員を取得。
その後もヨガと旅を続けながらデザインライブラリー司書時代、多くの本に巡りあいマインドや思考の分野に興味を持つ。

浜松で ayanoha YOGAに出会い 身体をゆるめることの心への変化を体感し、代表大城綾のもとで 2年間ヨガと整体を学ぶ。
その後ayanoha公式ヨガインストラクター&セラピストとして2年半、スタジオ内でアドヴァンスティーチャーとして活動する。

2017年、名古屋の35yogaにてマタニティヨガインストラクターTCC取得。
2018年、東京のRISHIKESH YOGASHALA(リシケシ・ヨガシャラにて伝統ヨガニードラ・インストラクターTCC取得。
日常のヨガクラスやヨガイベントを重ねるなかでヨガニードラの手法により変化を体感するようになる。
ヨガニードラをテーマにしたイベントを重ねる。

2017年6月、mahina makana マヒナマカナを立ち上げる。ハワイアン語で “月の贈りもの” を表す。
音・歌・ハーブなど空間演出イベントを行う。
浜松の演奏者や専門領域の方々と” 贈りものヨガ ” を展開する。

2018年2月、mahina makana ヨガウェア・オーダーメイドブランドを立ち上げ、オリジナルな創作活動を広げている。

ご挨拶

ハワイアン語でmahina は月。makanaは贈りもの を意味します。

黄昏や朝もやに光る 細い弧を描く月がとても好きで生まれがニュームーンのわたし。

ある日,ロイヤルハワイアンの上に白く浮かぶニュームーンを見て,その光景が忘れられませんでした。

天を見上げるとこれから満ちゆく 月の赤ちゃんが 優しくもはっきりと うかんでいて。

まるで 月の満ちかけるすべてのこれからの時を祝福するようなエネルギーでした。

まわりのすべてが 限りなくシンプルに 存在そのものを祝福してくれていた。

夕陽のオレンジピンクとホテルのサーモンピンクと海色のエメラルドグリーン。

そして 白い月…

ー mahina makana ー

…そんな存在であったら いい と思いました。

ここに 訪れるだけで 祝福されていることを思い出す。

ここに あるだけで 祝福されていることを感じられる場所。

○*・*

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朝 目覚めて まどろみの毛布に包まれてるとき。

ふっと 空いた 信号待ち。

大切ななにかが始まろうとするとき。

不安の渦に飲み込まれそうになったとき。

呼吸を深めたいとき。自分の中心に戻るとき。

ただ 自分自身でいようと感じたとき。

呼吸に “ふれて” 存在に “ふれて” ありのままのわたしと繋がる時間がここにあります。

あなたが生きている ただそのことへの 素晴らしい祝福を受けとってください。

世界はあなたのものだったことが思い出せる瞬間です。

mahina makana
丹原尚美